XMでビットコインCFDを始める!取引時間や証拠金、注意点まとめ
XMではビットコインのCFD取引を提供しており、最大500倍のレバレッジや24時間365日の取引が可能です。
この記事では、XMのビットコイン取引の特徴や注意点について詳しく解説します。取引単位や証拠金、スプレッド、スワップポイントなどの基本情報から、MT4/MT5でのチャート表示方法、レバレッジ制限、税金についてまで幅広く網羅。XMでビットコイン取引を始める前に知っておきたい情報が満載です。
XMのビットコイン取引の基本情報
- XMのビットコインの取引単位と証拠金
- XMのビットコイン取引のレバレッジ
- XMのビットコインのスプレッドと1pips
- XMのビットコイン取引の最小・最大ロット
- XMのビットコインの取引時間と土日の対応
- XMのビットコインのチャート表示方法
XMのビットコインの取引単位と証拠金
XMでビットコインを取引する際、1ロットの取引量は1ビットコインとなります。1ビットコインあたりの価格はFX通貨ペアとは大きく異なるため、取引量が小さくても高額な取引になる点に注意が必要です。
例えば、1ビットコインの価格が400万円の場合、1ロットあたりの取引金額は400万円となります。この場合、必要証拠金は以下の計算式で求められます。
必要証拠金 = ロット数 × 1ビットコイン × 現在のビットコイン価格 × 必要証拠金率(0.2%)
つまり、1ロットのビットコイン取引には8,000円の証拠金が必要となります。ビットコインの価格変動に応じて必要証拠金も変動するため、取引前に必ず確認しておきましょう。
また、XMでは追加証拠金(追証)の請求がないゼロカットシステムを採用しているため、証拠金以上の損失が出ることはありません。ただ、ハイレバレッジで取引すると証拠金維持率が急激に低下し、ロスカットされるリスクが高まります。リスクを適切にコントロールしながらビットコイン取引を行うことが重要です。
XMのビットコイン取引のレバレッジ
XMのビットコイン取引では、最大500倍のレバレッジを利用可能です。レバレッジを効かせることで、少ない証拠金で大きな取引ができるのが魅力です。
ただし、保有ロット数によって段階的にレバレッジが制限されます。以下の表は、ロット数とレバレッジ制限の関係を示しています。
ロット数 | 最大レバレッジ |
---|---|
0〜40ロット | 500倍 |
40〜120ロット | 250倍 |
120〜200ロット | 50倍 |
200ロット以上 | 1倍 |
例えば、50ロットのビットコイン取引をする場合、最大レバレッジは250倍に制限されます。大量にロットを保有するほどレバレッジ倍率が低くなり、必要証拠金が高くなるため注意が必要です。
レバレッジを最大限に活用すれば大きな利益を狙えますが、同時にリスクも高まります。自身の資金状況やリスク許容度に合わせて、適切なレバレッジ設定を行いましょう。
XMのビットコインのスプレッドと1pips
XMのビットコインの最小スプレッドはスタンダード口座・マイクロ口座で94pips、KIWAMI極口座で73pipsです。ただし、相場の状況によってはスプレッドが拡大する可能性があるため注意が必要です。
また、ビットコインの1pipsは1ドルとなります。つまり、1ドルの値動きでロット数に応じた損益が発生します。
例えば、1ロット(1ビットコイン)の取引で1pips動いた場合の損益は以下の通りです。
1ロットの1pips = 1ドル(約110円※)
※1ドル110円で計算
ビットコインのボラティリティの高さを考えると、1pipsでも大きな金額の損益が発生することがわかります。スプレッドの拡大とボラティリティの両面から、リスク管理を徹底することが重要だと言えるでしょう。
XMのビットコイン取引の最小・最大ロット
XMのビットコイン取引の最小ロットは全通貨ペアで0.01ロットです。一方、最大ロットは通貨ペアによって異なり、以下の通りとなっています。
- BTCUSD(ビットコイン/米ドル):80ロット
- BTCEUR(ビットコイン/ユーロ):30ロット
- BTCGBP(ビットコイン/ポンド):30ロット
- ETHBTC(イーサリアム/ビットコイン):43ロット
1ビットコインの価格が500万円だと仮定すると、BTCUSDの最大ロット(80ロット)の取引金額は4億円となります。最大ロットを超えた取引を行うと、強制ロスカットのリスクが極めて高くなります。
取引金額が大きくなりすぎないよう、資金管理を適切に行いましょう。また、ロット数が増えるほどレバレッジ制限が厳しくなることにも留意が必要です。
XMのビットコインの取引時間と土日の対応
XMでは、ビットコインを24時間365日取引できるのが大きな魅力です。平日の日中に時間が取れないサラリーマンや学生の方でも、いつでもビットコイン取引を楽しめます。為替取引のようにマーケットがクローズする心配がないのは嬉しいポイントですね。
ただ、毎週土曜日の16:05~16:35(日本時間)の30分間は、定期メンテナンスのため取引ができません。メンテナンス時間を除けば、土日や祝日も終日ビットコイン取引が可能です。
ビットコインのボラティリティの高さを考えると、24時間取引できるのは大きなメリットだと言えます。相場の変動を逃さずに取引機会を得られるでしょう。一方で、相場が大きく動いている時はリスクも高まるため、週末も相場から目が離せません。
時間的な制約が少ないビットコイン取引は、自身のライフスタイルに合わせて臨機応変にトレードできる利点があります。上手に活用して、効率的にトレードを行っていきましょう。
XMのビットコインのチャート表示方法
XMのMT4/MT5の取引画面では、初期設定ではビットコインのチャートが非表示になっています。以下の手順で表示設定を変更しましょう。
▼MT4/MT5(PC)の場合
- MT4/MT5にログイン後、気配値表示画面で右クリック
- 「通貨ペア」(MT4)または「銘柄一覧」(MT5)を選択
- 「Cyrptos」または「Cryptocurrencies」の中からビットコイン銘柄を選択
- 気配値画面に戻り、表示されたビットコイン銘柄を右クリックし「チャート表示」を選択
▼MT4/MT5(スマホアプリ)の場合
- MT4/MT5にログイン後、「気配値」画面の右上にある「+」をタップ
- 「Cryptos」をタップ
- 表示したい通貨ペアの左側にある「+」をタップ
以上の操作を行うことで、ビットコインのチャートを表示できます。チャートは価格分析やテクニカル分析に欠かせないツールです。トレンドラインやサポート・レジスタンスラインを引いたり、各種インジケーターを活用したりしながら、効果的にチャート分析を行っていきましょう。
また、XMではビットコインのみならず、イーサリアムやリップルなど多彩な仮想通貨CFDを取り扱っています。それぞれの通貨ペアのチャートを表示させ、仮想通貨市場の動向を注視していくことも重要です。
XMのビットコイン取引の注意点
- XMのMT4でビットコイン取引ができない原因
- XMにビットコインを入金することはできない
- XMのビットコインのボラティリティに注意
- XMのビットコイン取引のスワップポイント
- XMのビットコインのレバレッジ制限
- XMのビットコイン取引のよくある質問
- XMでビットコインCFDを始める!取引時間や証拠金、注意点まとめまとめ
XMのMT4でビットコイン取引ができない原因
XMのMT4でビットコイン取引ができない場合、以下のような原因が考えられます。
- ゼロ口座を利用している
- サーバーが「Real 50.」になっている
- MT4/MT5のメンテナンス中である
- MT4/MT5で「無効な口座」と表示されている
まず、ゼロ口座ではビットコイン取引に対応していません。スタンダード口座かマイクロ口座への変更が必要です。また、サーバーが「Real 50.」の場合もビットコイン取引ができません。サーバーを変更するか、新しくスタンダード口座やマイクロ口座を開設しましょう。
定期メンテナンス中はビットコイン取引を含むすべての取引ができません。メンテナンス時間は毎週土曜日の16:05~16:35(日本時間)です。MT4/MT5で「無効な口座」と表示される場合は、口座の使用が制限されている可能性があります。XMのサポートに連絡して原因を確認しましょう。
以上の原因が当てはまらない場合は、XMサポートに問い合わせることをおすすめします。専門スタッフが丁寧にトラブル解決のサポートをしてくれます。
XMにビットコインを入金することはできない
XMではビットコインやその他の仮想通貨での入金・出金には対応していません。あくまでビットコインの価格変動を利用したCFD取引のみが可能です。
つまり、ビットコインを実際に保有することはできず、ビットコインの売買益や損失のみが口座に反映される仕組みです。ビットコインでの入出金はできませんが、日本円や米ドル、ユーロなどの法定通貨であれば問題なく入出金できます。XMでは以下の入出金方法を用意しています。
- 銀行送金(日本の提携銀行)
- クレジットカード
- ビットウォレット
- SticPay
- BXONEなど
XMの入出金は基本的に手数料無料なので、手軽に資金移動ができます。クレジットカードなら即時入金も可能です。
ビットコインでの入出金はできませんが、法定通貨での入出金方法が充実しているので、利便性の高さは魅力ですね。
XMのビットコインのボラティリティに注意
ビットコインを含む仮想通貨の最大の特徴は、値動きの大きさ(ボラティリティの高さ)です。為替や株式などの伝統的な金融商品に比べ、はるかに大きな値動きを見せることが多々あります。
例えば、ビットコインは2017年1年間で約20倍に値上がりした一方、2018年には一時期70~80%も暴落しています。
このように大きく価格変動するため、一攫千金のチャンスがある反面、大きな損失を被るリスクも高いと言えます。ハイリスク・ハイリターンの代表格とも言える投資商品です。
XMでもレバレッジ500倍まで効かせられるため、わずかな価格変動で多額の損益が発生します。例えば、1ビットコイン=400万円の時にレバレッジ500倍で1ロット取引すると、わずか0.2%(8,000円)の変動で証拠金がなくなり強制ロスカットとなります。
レバレッジを効かせるほどボラティリティの影響は大きくなるため、資金管理が非常に重要です。リスクを最小限に抑えつつ、利益を最大化するよう運用していくことが求められます。
ボラティリティの高いビットコイン取引では、以下のようなリスク管理が有効でしょう。
- 証拠金の一定割合以上の取引は行わない
- 含み損が一定以上膨らんだらロスカット
- 利益が出たらこまめに利確する
損切りラインを設定したり、利食いのタイミングをルール化したりすることで、感情に流されない冷静なトレードが実現できます。過度なレバレッジに頼らず、自身に合ったリスク管理方法を模索していきましょう。
XMのビットコイン取引のスワップポイント
XMのビットコイン取引はスワップポイントがゼロ、つまりスワップフリーです。スワップポイントとは、取引対象の2通貨間の金利差により発生する特殊な金利のことを指します。
通常、高金利通貨を買って低金利通貨を売る(売り持ちする)と、その金利差がスワップポイントとして支払われます。取引通貨の金利差を活用してスワップポイントを稼ぐ裁定取引は、人気の投資手法の一つです。
しかし、ビットコインには金利がないため、XMのビットコイン取引ではスワップポイントが発生しません。言い換えれば、ビットコイン取引でスワップ金利を稼ぐことはできません。
その一方で、ビットコインのポジションを長期保有してもスワップ金利による損失は発生しないというメリットもあります。
スワップポイントを気にせず、自身の戦略に基づいた中長期運用が可能です。相場の値動きを見極めながら、数日~数週間、時には数ヶ月といった単位でポジションを保有することも選択肢となるでしょう。
ただし、長期の保有を続けるとボラティリティの影響によって大きな含み損を抱えるリスクもあります。適切なタイミングでポジションを決済し、利益を確定させることも重要です。
いずれにしても、XMのスワップフリーのビットコイン取引は、スワップポイントによる制約を受けずに柔軟な取引ができる点が魅力だと言えます。自身の相場観やトレードスタイルに合った取引期間を設定し、有効に活用していきましょう。
XMのビットコインのレバレッジ制限
XMのビットコインは最大500倍のレバレッジで取引できますが、保有ロット数に応じてレバレッジ制限がかかる点には注意が必要です。
具体的には以下のような制限がかかります。
- 40ロットまで:最大レバレッジ500倍
- 40~120ロット:最大レバレッジ250倍
- 120~200ロット:最大レバレッジ50倍
- 200ロット以上:最大レバレッジ1倍
仮に証拠金100万円の口座で、レバレッジ500倍のビットコイン取引を行うと、最大で5億円分(100万円×500倍)の取引ができる計算です。
しかし、40ロットを超えるとレバレッジ倍率が250倍に制限されるため、同じ証拠金でも取引金額の上限は2.5億円(100万円×250倍)となります。ロット数が増えるほどレバレッジ制限は厳しくなり、証拠金に対する取引金額の上限が減少していきます。
レバレッジ制限によって必要証拠金が跳ね上がり、想定外のロスカットが発生するリスクもあるため、口座残高とロット数のバランスには細心の注意を払う必要があります。
レバレッジ制限に引っかからないよう、余裕を持った資金管理を心がけましょう。また、無理のない範囲でポジションを構築し、過度なレバレッジに頼らないよう注意することも重要です。
大切なのは、ハイレバレッジのインパクトを理解し、自身のリスク許容度に見合った適切なレバレッジ設定を行うことです。レバレッジの特性を有効活用しつつ、無理のないトレードを継続していくことが、ビットコイン取引で長期的に利益を上げるコツだと言えます。
XMのビットコイン取引のよくある質問
最後に、XMのビットコイン取引に関する代表的な質問にお答えします。
ビットコイン取引で得た利益には税金がかかりますか?
雑所得として総合課税の対象となり、他の所得と合算して税率が決まります。年間利益が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
ビットコインの売買にはウォレットが必要ですか?
いいえ。XMではCFD取引のみのため、ウォレットは不要です。法定通貨による入出金のみ可能で、ビットコインの送受信はできません。
ビットコインの取引にはMT4/MT5以外の特別なソフトやアプリが必要ですか?
必要ありません。XMのMT4/MT5をパソコンやスマホにインストールするだけで、すぐにビットコイン取引を始められます。
1ビットコインはいくらから購入できますか?
XMでは1ロット(1ビットコイン)からの取引が可能ですが、0.01ロットからの少額取引にも対応しています。ビットコインの価格にもよりますが、証拠金は数百円程度から用意できます。
ビットコインCFDの取引にかかる手数料は?
取引手数料は無料です。ビットコインの売買価格差(スプレッド)のみが取引コストとなります。
以上、XMでのビットコイン取引に関する基本的な情報をお伝えしました。
ビットコインは今もなお、将来性が大いに期待される革新的な金融商品です。価格変動の激しさには注意が必要ですが、それ以上に高い収益機会を秘めていると言えるでしょう。
XMの高レバレッジ取引と手厚いサポート体制を活用しながら、しっかりとしたリスク管理のもとビットコイン取引に挑戦してみてはいかがでしょうか。投資の新たな可能性を切り拓くチャンスが、そこにはあるはずです。
XMでビットコインCFDを始める!取引時間や証拠金、注意点まとめまとめ
記事のポイントをまとめます。
- XMでは1ロットの取引量が1ビットコインであり、価格変動に応じて必要証拠金も変動する
- XMのビットコイン取引では最大500倍のレバレッジを利用可能だが、保有ロット数によって制限される
- XMのビットコインのスプレッドは口座タイプによって異なり、1pipsは1ドルである
- XMのビットコイン取引の最小ロットは0.01ロット、最大ロットは通貨ペアによって異なる
- XMではビットコインを24時間365日取引可能だが、土曜日の30分間はメンテナンスで取引できない
- XMのMT4/MT5ではビットコインのチャートが初期設定で非表示になっており、表示設定を変更する必要がある
- XMのMT4でビットコイン取引ができない原因としては、ゼロ口座の利用やサーバーの問題などが考えられる
- XMではビットコインなどの仮想通貨での入金・出金には対応しておらず、あくまでCFD取引のみが可能である
- ビットコインは値動きが大きいため、レバレッジ取引では多額の損益が発生する可能性がある
- XMのビットコイン取引はスワップポイントがゼロ(スワップフリー)である
- XMのビットコインは最大500倍のレバレッジで取引できるが、保有ロット数に応じてレバレッジ制限がかかる
- ビットコイン取引で得た利益は雑所得として課税対象となり、年間20万円を超える場合は確定申告が必要である
- XMのビットコイン取引にはウォレットは不要で、MT4/MT5のみで取引可能である
- XMでは1ロット(1ビットコイン)からの取引が可能だが、0.01ロットからの少額取引にも対応している
- XMのビットコインCFD取引では取引手数料は無料で、売買価格差(スプレッド)のみが取引コストとなる