XMのマイナス残高は追証なし！ゼロカットの仕組みと注意点

XMの口座残高がマイナスになってしまうと、どのように対処すればよいのか悩む方も多いでしょう。XMにはゼロカットシステムがあるため、基本的にはマイナス残高が自動的に解消されます。しかし、ゼロカットが適用されるまでにはタイムラグがあり、その間はマイナス残高が表示され続けることになります。

この記事では、XMでマイナス残高が発生した際の対処法について詳しく解説します。ゼロカットシステムの仕組みや注意点、さらにはゼロカット以外の方法でマイナス残高をすぐにリセットする方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

XMの口座残高がマイナスになったらどうなる？

XMではマイナス残高になってもゼロカットシステムがある

XMでは、口座の残高がマイナスになってしまっても心配ありません。ゼロカットシステムという仕組みがあるため、マイナスになった分はXMが肩代わりしてくれるのです。つまり、あなたがマイナスの金額を支払う必要はありません。

ただし、ゼロカットシステムが自動的に即座に適用されるわけではないので注意が必要です。マイナスになってからゼロカットが執行されるまでには、タイムラグがあります。

このタイムラグについては、後の見出しで詳しく解説しますね。いずれにしても、ゼロカットシステムのおかげで、追証を請求されることなくマイナス残高を解消できるのは、XMの大きなメリットだと言えるでしょう。

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ゼロカットシステムによりマイナス分はXMが補填

ゼロカットシステムとは、口座残高がマイナスになった際に、XMがマイナス分を肩代わりしてくれる仕組みのことです。具体的にどういうことかと言うと、例えばあなたの口座残高が-10万円になってしまったとします。

この場合、XMがその-10万円分を負担し、あなたの口座残高を±0円に戻してくれるのです。つまり、あなたはマイナスになった金額を支払う必要がなくなるわけですね。

ゼロカットシステムは、トレーダーにとって大きな安心材料だと言えます。急激な相場変動でロスカットが間に合わず、マイナス残高が発生してしまっても、XMが負担してくれるので、追加の支払いを迫られることはないのです。

追証を請求されることはない

国内の証券会社やFX業者の中には、口座残高がマイナスになると追証を請求してくるところがあります。追証とは、マイナスになった証拠金を追加で差し入れることを求められることです。

もし追証に応じられない場合は、強制的にポジションを決済されてしまうこともあります。しかし、XMにはゼロカットシステムがあるため、追証を請求されることは一切ありません。

つまり、いくらマイナス残高が膨らんでも、それ以上の支払いを迫られることはないのです。この点は、XMが他社と比べて優れている点だと言えるでしょう。

追証の請求を受ける心配がないので、トレーダーは安心してトレードに専念できます。

ゼロカットの執行時期は不定期

ゼロカットシステムは、マイナス残高が発生した瞬間に自動的に適用されるわけではありません。これは、ゼロカットが執行されるタイミングが不定期だからです。

XMでは、全ての口座を常に監視しているわけではなく、定期的にチェックしています。そして、そのチェックのタイミングでマイナス残高の口座が見つかると、そこでゼロカットが執行されるのです。

つまり、マイナスが発生してからゼロカットが適用されるまでには、タイムラグがあるということですね。

このタイムラグがどれくらいなのかは、状況によって異なります。早ければ数時間で執行されることもありますし、遅ければ数週間放置されることもあるのです。

数時間で執行されることもあれば数週間かかることも

先ほども述べた通り、XMではゼロカットの執行タイミングが不定期です。それでは、具体的にどれくらいの期間がかかるのでしょうか。

これは状況によって大きく異なります。運が良ければ、マイナスが発生してから数時間以内にゼロカットしてもらえることもあります。

一方で、運が悪いと数週間も放置されることがあるのです。マイナス残高が膨らんだ状態が長期化すると、精神的にもストレスが溜まりますよね。

もしマイナスの口座残高を見るのが嫌なら、自分でマイナス分を解消する方法もあります。具体的にどうすればいいかは、次の見出しで詳しく解説しますね。

ゼロカット執行までのタイムラグには個人差があるため、一概には言えませんが、早めに対処したい方は自助努力が必要になるでしょう。

XMの口座残高がマイナス！すぐにリセットする方法

新たに口座を開設する

マイナス残高の口座をすぐにリセットしたいなら、新しく別の口座を開設するのが一番確実です。XMでは、一人のユーザーにつき最大8つまで口座を持つことが可能なのです。

新しい口座を作れば、そこにはマイナス残高がありません。つまり、ゼロの状態からトレードを再開できるということですね。新規口座の開設は、XMのマイページから簡単に行えます。

申込フォームに必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードすれば、すぐに新しい口座が利用可能になります。トレードを再開したいなら、マイナス残高の口座をそのままにしておくよりも、新規口座を作るのが賢明だと言えるでしょう。

ただし、新規口座もあくまで別口座です。マイナス残高の口座が消滅するわけではありませんから、そこは注意が必要ですね。

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マイナス残高の口座に追加入金する

マイナス残高の口座をリセットする方法として、追加入金も有効です。マイナスになっている口座に資金を入金すれば、プラス残高に変えることができるのです。

ただし、ここで注意が必要なのが、ポジションを保有したまま追加入金をするのはNGだということ。ポジションを保有している状態で追加入金をすると、その資金がマイナス分の穴埋めに使われてしまい、ポジションを維持するための証拠金にはなりません。

つまり、含み損を抱えているポジションの損失が拡大してしまうリスクがあるのです。口座残高をプラスにしてトレードを再開したいなら、まずは全てのポジションを決済することが大切。

決済が完了して、口座残高がプラスに転じたら、そこで改めて入金するのがおすすめですよ。

XMポイントをボーナスクレジットに交換する

XMでは、取引量に応じてXMポイントが付与されます。これは、XMからの謝礼のようなもので、一定の取引量を達成するとポイントがもらえるのです。

そして、このXMポイントをボーナスクレジットに交換することができます。ボーナスクレジットとは、あなたの口座に追加されるボーナス資金のこと。つまり、XMポイントをボーナスクレジットに交換すれば、あなたの口座残高を増やすことができるのです。

例えば、あなたの口座残高が-10万円だったとしましょう。ここで、10万円分のXMポイントをボーナスクレジットに交換すると、口座残高は±0円になります。

つまり、マイナス残高が解消されるわけですね。しかも、ボーナスクレジットなので、あなたの自己資金ではありません。損失リスクを負うことなく、マイナス残高を帳消しにできるのです。

ただし、ボーナスクレジットにはいくつか条件があるので、それをクリアしないと出金はできませんが、トレードを再開するにはもってこいの方法だと言えるでしょう。

他の口座から資金振替する

もしあなたがXMで複数の口座を持っているなら、資金振替でマイナス残高を解消するのも一つの手です。マイナスになっている口座に、プラス残高の別口座から資金を移すことができるのです。

具体的には、XMのマイページにある資金振替メニューを使います。振替元の口座と振替先の口座を指定し、振替額を入力すれば、瞬時に資金が移動します。

例えば、A口座が-5万円、B口座が+10万円だったとしましょう。ここで、B口座からA口座に5万円を振替れば、A口座の残高は±0円になります。

この方法なら新たに入金する必要もなく、しかもポイントを使わずにマイナス残高を解消できるのです。複数の口座を保有しているなら、資金振替が最も手っ取り早い方法だと言えますね。

ただし、資金移動のタイミングにもよりますが、振替先の口座で未決済ポジションを保有していると、証拠金維持率が大きく変動する恐れがあるので注意が必要です。

ゼロカットの対象外となるケースに注意

ゼロカットシステムは、マイナス残高の解消に役立つ仕組みですが、全ての口座に適用されるわけではありません。

実はいくつかのケースでは、ゼロカットの対象外となってしまうのです。どのようなケースかと言うと、

これらの場合は、たとえ口座残高がマイナスになっても、ゼロカットは適用されません。

例えば、1の未決済ポジションを保有しているケース。もしそのポジションで含み益が出ていれば、その分だけプラス残高が増えることになります。そうなると、口座全体の証拠金がプラスになるため、ゼロカットの対象外となるのです。

また、2のボーナススクレジットが残っている場合も同様。ボーナス分を含めた証拠金がプラスであれば、ゼロカットは適用されません。

これらのケースに該当すると、自動的にゼロカットしてもらえないので、自力でマイナス分を解消する必要があります。注意が必要ですね。

ポジション保有中のマイナス残高口座への追加入金はNG

マイナス残高の口座をプラスに戻したいからと言って、安易に追加入金をするのは危険です。なぜなら、ポジションを保有している状態で追加入金をしても、その資金は証拠金にはならないからです。

例えば、あなたの口座残高が-10万円で、そこで1つのポジションを保有しているとします。ここであなたが3万円を追加入金したとしましょう。

この場合、3万円はマイナス残高を補填するために使われてしまい、ポジションの証拠金にはなりません。

つまり、あなたは追加入金をしたにも関わらず、そのポジションで損失を出し続ける可能性があるのです。せっかく入金したお金が、マイナス穴埋めに消えてしまうのは避けたいですよね。

ポジションを保有したままの追加入金は、リスクが大きすぎるのです。口座残高をプラスに戻したいなら、まずは全ポジションの決済が先決だと覚えておきましょう。

マイナス残高の補填に追加入金分が充てられ損をする

前述の通り、ポジションを保有したままマイナス口座に追加入金をすると、せっかくの入金資金がマイナス穴埋めに使われてしまいます。つまり、口座残高は表面上プラスになるものの、実質的にはマイナスのままなのです。

ここで具体例を見てみましょう。あなたの口座残高が-10万円で、そこに3万円を追加入金したとします。この場合、口座残高は-7万円となります。つまり、3万円の追加入金をしたにも関わらず、口座残高はマイナスのままなのです。

要するに、あなたは3万円を損したことになるわけですね。しかも、その3万円はポジションの証拠金にもならないので、含み損を抱えたままポジションを保有し続けなければなりません。

こうなると、マイナス残高の穴が深まるばかりで、一向に状況が改善しないのです。だからこそ、マイナス口座への追加入金は、ポジションを決済してからにすることが大切だと言えます。

決済さえすれば、あとはゼロカットが適用されるのを待つか、自力で資金を増やせばいいだけの話ですからね。

ゼロカットを受けるにはポジションの決済が必要

繰り返しになりますが、ゼロカットシステムの適用を受けるには、全ポジションの決済が必須条件となります。つまり、未決済ポジションを一つでも保有している限り、その口座はゼロカットの対象外となるのです。たとえ大きな含み損を抱えていても、まずはポジションを決済することが大切です。

決済さえすれば、あとはゼロカットが適用されるのを待つだけ。自動的にマイナス残高が解消される可能性が高まります。もちろん、含み損を抱えたポジションを決済するのは勇気のいることかもしれません。しかし、ゼロカットのチャンスを逃さないためにも、思い切って決済するのが賢明だと言えるでしょう。

ポジションを決済できれば、あとはタイミングの問題です。定期的に口座がチェックされ、ゼロカットの対象と認識されれば、自動的にマイナス残高が帳消しになります。ただし、いつゼロカットが実行されるかは予測できません。もしマイナス残高を長期間放置されるのが嫌なら、自力での解消を検討してもいいかもしれません。

いずれにしても、ポジション決済が全ての前提条件になることに変わりはありません。マイナス残高からの脱却を目指すなら、まずはポジション決済から始めましょう。以上が、XMの口座でマイナス残高が発生した際の対処法です。

ゼロカットシステムのおかげで追証を請求されることはありませんが、適用までにタイムラグがあるのも事実。もしマイナス残高を今すぐ解消したいなら、自力での対処が求められます。複数の選択肢の中から、自分に合った方法を選んで実行していきましょう。そして、ポジション保有中の安易な追加入金だけは絶対に避けること。マイナス残高の穴を深めるだけで、何のメリットもありません。

冷静に状況を見極め、適切な判断を下すことが何より大切だと覚えておいてくださいね。

XMのマイナス残高は追証なし！ゼロカットの仕組みと注意点まとめ

記事のポイントをまとめます。

• XMではマイナス残高になってもゼロカットシステムがあるため、マイナス分はXMが肩代わりしてくれる
• ゼロカットシステムは自動的に即座に適用されるわけではなく、タイムラグがある
• ゼロカットシステムによりマイナス分をXMが補填するため、トレーダーはマイナスになった金額を支払う必要がない
• XMではゼロカットシステムがあるため、追証を請求されることは一切ない
• ゼロカットの執行時期は不定期であり、XMが定期的に口座をチェックした際に適用される
• マイナス残高が発生してからゼロカットが執行されるまでのタイムラグは状況によって異なる
• ゼロカットが数時間で執行されることもあれば、数週間かかることもある
• マイナス残高をすぐにリセットしたい場合は、新たに口座を開設するのが一番確実である
• マイナス残高の口座に追加入金することでもマイナス残高をリセットできる
• XMポイントをボーナスクレジットに交換することでもマイナス残高を解消できる
• XMで複数の口座を持っている場合は、他の口座から資金振替することでマイナス残高を解消できる
• 未決済ポジションを保有している、ボーナスクレジットが残っている、有料のVPSサービスを契約しているなどの場合はゼロカットの対象外となる
• ポジション保有中にマイナス残高の口座に追加入金をすると、その資金はマイナス分の穴埋めに使われてしまい損をする
• ゼロカットを受けるには全ての未決済ポジションを決済する必要がある
• マイナス残高からの脱却を目指すなら、まずはポジション決済から始めることが大切である