MT4やMT5のEAコピートレードするとバレる?

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MT4やMT5のEAはコピートレードされることはないのでしょうか?

MT4またはMT5でのEAのコピートレードは、他のトレーダーの戦略をコピーすることで利益を得る戦略です。

これにより、ユーザーは自分で市場を分析する必要がなく、簡単に勝てる取引を真似ることができます。

しかし、EAのコピートレードを行った場合、それはなにかの検知ツールで見破られてしまうのでしょうか?

本記事では、EAのコピートレードはバレるのか?コピーされない為の対策はないのかを詳しく解説していきます。
また、EAのコピートレードを行う際の注意点や、EAのコピートレードを行うために必要な準備についても紹介します。
ぜひこの記事を読んで、安全なEAコピートレードを行うための知識を身につけてください。

まずコピートレードはバレるのか?

ほとんどのツールでは暗号化されていたりそもそも通信を別のサーバーで管理しているためバレない仕様のものが多いです。
ただ全部がばれないかと言われるとそうではなく、とても簡単に作っているものだったりするともしかしたらバレる可能性はあります。

ただ、実際にバレたという報告は聞いたことが無いのでそこまで心配する必要はないでしょう。

コピートレードがバレる時

コピートレードがバレる時というのは大まかには下記があげられるでしょう。

  • 自らあの○○EAコピーしていると言う
  • 全く同じ取引をしているものをSNS上などで公開する

ほとんどがこのパターンだと思います。
実際にコピーしているという被害で荒れているオープンチャットを拝見したことがあるのでそれが原因だと思われます。

コピートレードは防げないの?

たつ

コピートレードは防げないの?


こんな質問もたまにありますが防ぐ方法として挙げられるのはEAを配布しない、デモ口座を閲覧用などで公開しないのが一番です。

EAを配布しないというのは無理かもしれないので月々で止まるタイプのEAを開発し、使用者は課金する仕組みなどにすればある程度コピーは防げると思います。

それに似たサービスが下記になります。

MQLAuthとは?

MQLAuthは、MQL言語で書かれたプログラム(例えばEA・インジケーター・スクリプト等を指します。以後「EA等」と言います。)に認証等を付けることができるウェブサービスです。

通常では、EA等販売プラットフォーム(GogoJungle等)を利用することでこのような口座番号縛りを強制的に実装することができますが、EA等販売プラットフォームを利用しない直販者は、MQLソースコードに直接口座番号を記入し、口座縛りを実装するしかありませんでした。この場合、利用者が増えるたびに口座番号を書き換えコンパイルする必要があり、EA等をバージョンアップした際には全ての利用者に対し口座番号別にコンパイルしたファイルをそれぞれ送付する必要があります。

MQLAuthを利用すれば、遠隔で口座番号縛りを追加したり削除したりすることができます。

遠隔で口座番号縛りを設定できるので、全ての利用者に同一のコンパイル済みプログラムファイルを配布すればよくなるため、いちいち利用者ごとに口座番号を書き換えてコンパイルする手間を0にすることができます。

MQLAuthLの口座番号認証は、5つの口座番号までなら無料で利用できますので、内輪だけでEAを配布するような用途であれば、一切の金銭的負担なくEA等の流出を防ぐことができます

遠隔での口座番号認証の他に、MQLAuthを利用することで、以下のような機能を無料で利用できます。

引用:MQLAuth


ここまでしても完全に防げるわけではありませんが、ある程度は抑止になると思われます。

MT4やMT5のEAのコピートレードは必ずしも悪ではない

たまに勘違いしてる方もいますがMT4やMT5のEAのコピートレードは必ずしも悪ではありません。

使用の目的が人のをパクるだと悪かもしれませんが、自分で作ったEAを制御したい場合などにも効果的です。

また、デモ口座では勝ってるけどリアルじゃわかんないよ!などというアンチも一掃できます。
デモでの取引で勝てていればリアルでも同じようにコピーされるのでデモで勝ってるのにリアルで負けているという現象は起りません。

他にも逆張りEAを作ってみたけど順張りEAにしたらどうなるのかなども可能なので検証にも役立ちます。

コピートレードを善で使う際のメリットは下記になります

  • デモ口座で勝ててれば同じ取引をコピーできる
  • ナンピンEAのリスクを減らして運用できる
  • 逆張りEAを順張りEAにチェンジできる
  • ソースコードが漏れない

私自身よく使う機能になります

まとめ

目的によっては悪にもなるコピートレードですが使い方次第ではとてもいいものだと思っています。

先ほど紹介したMQLAuthのような管理できる仕組みでコピートレードシステムを作っているのでもし興味がある方は下記もご覧いただければと思います。

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